そのサプリメント本当に必要?不足している栄養素を知るための3つの方法

栄養療法

サプリメントを飲む前に知っておくべきこと

SNSでお勧めされていたり、人気だからという理由でサプリメントを購入したり、摂取していませんか?お勧めしている人自身は、栄養の知識があったり、自分の身体について良く把握している人かもしれませんが、それがそのままあなたに当てはまるでしょうか?

サプリメントは食品に比べて補える栄養量が多い反面、過剰に摂取してしまったり、栄養素同士のバランスが崩れる危険性もあります。また、栄養素によっては、過剰摂取によって副作用が出るものや、妊娠中の過剰摂取で胎児に影響が出たりするものもあります。

ですから、サプリメントを始める前に、自分には本当にそれが必要かを判断する必要があります。

オーソモレキュラー療法の基本的な考え方である、不足している栄養素を補うことで健康増進や病気、症状の緩和を目指す。この前提として、自分に不足している栄養素を知る、ということがあります。

食品で十分に摂取できているなら、サプリメントに頼らないに越したことはないのです。

そこで今回は、自分に不足している栄養素を知るための3つの方法についてお伝えします。

不足している栄養素を知るために

病院で採血してもらう

実際、採血するのが最も正確に数値を知れる方法です。しかし、採血は医療行為ですし、少なからず受ける人への侵襲や痛みを伴いますので、健康な人がしょっちゅう採血を受けるのはお勧めできません。

また、現段階ではどの病院やクリニックに行っても、オーソモレキュラー療法が認知され取り入れているわけではないですし、保険適用外の診療というのが現状です。

もしも健康診断や何かの病気で病院に掛かって採血をする予定がある場合には、追加でこの栄養素も調べて欲しいというようにお願いすることができるかもしれません。

しかし、それも病院の理解が得られるならばという前提の元です。ほとんどの医療者はまだ、オーソモレキュラー療法という名前すら聞いたことがないので、断られるか、この患者さんは何を言っているのだろう、という目で見られるかだと思います。

私自身、胃腸の専門医に掛かっていましたが、採血する際にオーソモレキュラー療法を実践するために追加でいくつかの栄養素も調べてもらいました。しかし、専門医にすら、こんな値を調べても腸には何の関係もないと鼻で笑われた経験があります。

それでも、追加で調べてもらえたので良かったのですが、もしも自費でやるとなるとかなりの出費になります。

アプリを使って把握する

採血する以外の方法として、食べた物から計算するという方法があります。

ひと昔前は、栄養を計算するには、食品成分表を使って栄養素を割り出し、アナログで計算する必要がありましたが、今では食べた物を入力したら自動で計算してくれるアプリがあります。

それでも、例えば同じ野菜だとしても、育った環境や新鮮さ、有機栽培かなどの条件で含まれる栄養素量は異なるので、アプリはあくまでも自分の傾向を把握するための目安として使ってもらうと良いと思います。

一週間分くらい入力すれば、だいたいの自分の食べ物の選び方や栄養素の傾りなどが分かり、自分にはどの栄養素がどれくらい不足しがちか、ということが見えてきます。

栄養素の把握におすすめなアプリ

My Fitness Palはアメリカのアプリですが、日本語でも入力可能です。

自分の身長、体重や運動量を入力して基礎代謝量を知ることができたり、行った運動量を入力すると、自動でカロリーの±を計算してくれます。

無料版では、食べた物を入力すると、カロリーや主要栄養素を始め、食物繊維、ビタミンA,Cなど大体の栄養素を把握することができます。

MyFitnessPal | MyFitnessPal.com
オンラインカロリーカウンターとダイエットプランが無料で利用できます。摂取カロリーを素早く簡単に記録して体重を減らしましょう。また、200万以上の食品の栄養成分表を検索できます。

 

fddbは、使い方や機能はMyFitnessPalとほとんど同じですが、無料アプリの範囲内で、ビタミンD,B12やマグネシウムなどかなり詳細な栄養素についても表示してくれます。プロの栄養士も使用しているアプリなので、詳細な栄養素を把握したい人向けです。

今の所入力言語が英語とドイツ語のみになっています。

Calorie table, Food Diary, Food Database - Fddb
Calorie table, Food Diary, Food Database

 

カロミルは日本のアプリで、上記2つのような手動入力に加え、食事の写真を載せるとAIがその食事に含まれる栄養素を判断してくれるというハイテク機能もついています。ただ、表示される栄養素がカロリーと3大栄養素程度なので、オーソモレキュラーというよりは、どちらかというとダイエット向けのアプリになります。今後のAI機能の発展に期待です。

ライフログテクノロジー株式会社 健康寿命を太く、長くする
AIやテクノロジーを駆使して、世界中の人々の健康を食事から変えていく。健常者の貴重な喫食データを精度高く収集し、新たなエビデンスを発見することで、世界の健康寿命の延伸を目指します。

 

その栄養素の不足でどんな兆候が出るのかを知る

そして3つ目に挙げるのが、栄養素が不足することでどんな兆候が出るのかを学ぶことで、間接的に不足している栄養素を知る事が出来る方法です。

例えば、私は一切乳製品を摂らないので、自分でもカルシウムが不足しがちだろう、という予想が付いていました。アプリで摂取量を見てみても、やはり不足気味だったのですが、オーソモレキュラー療法の先生には、こう言われました。

必要な栄養素は基準でしかなく、あなたが本当に必要な量ではない可能性がある。また、人種や、同じ人種でも遺伝的な要素によってその必要量は変わってくるので、一概に基準量に満ちていないからと言って不足している、全てサプリメントで補うというのは素人判断

その栄養素の不足でどんな兆候が現れるかを知っていれば、その数値を見て本当に不足であると判断すべきか分かる、という事です。

一般的に、栄養素を知る方法として現実的なのはアプリを使うことだと思いますが、その補足として3つ目の方法を心に留めておくことで、確定診断が付くというか、本当に不足しているかが判断できるのではないかと思います。

もしも、アプリで計算して不足している栄養素が複数あったら、私これもこれも足りていないけど、全部サプリで摂る必要あるのかな?と思う方がいるかもしれませんが、その必要はありません。おそらく、全ての栄養素が充足出来ている人なんてほとんどいないと思います。

自分が感じている不快感や症状はないか、一度頭のてっぺんからつま先まで観察してみましょう。その症状に一致する不足栄養素があれば、まずはそれだけ摂取してみる、とかその栄養素が多い食品を意識して食べるようにして、また身体に変化があるかを観察してみてください。

いかがでしたか?

今回は、不足している栄養素を把握する方法についてお伝えしました。ぜひ、これから健康のためにサプリメントを摂りたい、もしくは栄養について勉強していきたい、と思っている方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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